五十肩・四十肩について

人間は年齢を重ねるにつれて、関節や筋肉の柔軟性が徐々に低下していきます。その影響により肩の動きが悪くなり、関節に炎症が生じることが五十肩の原因の一つと考えられています。
肩関節には腱板と呼ばれる重要な組織があり、この腱板に炎症が起こると、さらに関節包にまで炎症が広がり、強い痛みを引き起こすことがあります。この痛みは短期間で治まらず、長期間続くケースも少なくありません。
炎症がなぜ起こるのかについては、まだ完全には解明されていませんが、筋力が低下した状態で腕を使い続けることが、炎症の引き金になるとも言われています。
五十肩とは?

五十肩の特徴として、普段あまり動かさない方向に腕を動かした際に痛みが出ることが挙げられます。
例えば、髪を後ろで結ぼうとしたときや、洋服を着替える際に腕を後ろや上に伸ばしたときに、強い痛みを感じることがあります。こうした動作がつらくなり、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
日頃からストレッチなどの軽い運動を継続することで、筋肉の柔軟性を保ち、炎症の予防につながる可能性もあります。
五十肩には痛みの経過に応じた段階があり、急性期には肩の重だるさや、関節に電気が走るような鋭い痛みを感じることがあります。
急性期の症状の特徴

急性期の症状が進行すると、肩まわりが重く感じられ、腕を動かすだけで違和感を覚えたり、首や肩の張りを強く感じるようになります。
慢性期に入ると、安静にしているときの痛みは軽減しますが、腕を大きく動かした際に強いつっぱり感が現れます。痛みを避けるために腕を動かさない状態が続くと、関節がさらに硬くなってしまいます。
回復期になると、徐々に腕を動かせる範囲が広がり、動かした際の痛みも少しずつ軽減していきます。
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